鬼滅の刃の基本情報と人気の理由

鬼滅の刃

鬼滅の刃は、人間と鬼の戦いを描いた作品です。
週刊漫画として連載された後、アニメ化されることで世界中で人気を集めることとなりました。
鬼滅の刃の世界では、無惨という鬼によって人が鬼に変えられるという事件が千年に渡って起こされていました。
そして主人公である炭次郎は家族のほとんどを無惨によって殺され、妹のねずこを鬼にされてしまいます。
そこで鱗滝左近次の助けを借り、鬼を倒すための組織である鬼殺隊に入隊し、無惨に立ち向かっていくというストーリーです。

キャラクターのほとんどが刀を使用して戦う

鬼滅の刃で特徴的なのは、鬼殺隊に所属するキャラクターのほとんどが、刀を使用して戦うという点です。
そしてそれぞれが個性的な刀を持っていて、毒を使用するためであったり鞭のようにしなったりする性質があります。

さらにキャラクターごとに水や炎という風に異なる性質を使います。
それを呼吸と呼び、作品を代表する要素です。

呼吸を使用すると特殊な能力が使えるようになります。
主人公の炭次郎は水の呼吸を使用しますが、使用した際には実際に水流が出るように見えます。
ただその呼吸の際に出るイメージはあくまでも幻で、実際にはただ刀を振っているだけというのがポイントです。
鬼殺隊としての能力を高めることで、イメージが出ると考えると良いです。
そして鬼殺隊と戦う鬼のキャラクターの戦闘方法も呼吸と同じように個性豊かで、刀を使ったり格闘術を用いたりするなど色々です。
また基本的には太陽の光の下に晒されるか、ひとつしかない首を落とされるかしないと何度でも復活します。
したがって戦闘がおのずと激しいものとなります。

鬼滅の刃が大人気作品となった理由

そんな鬼滅の刃が大人気作品となった理由は数多く考えられ、そのひとつがキャラクターの魅力です。
主人公の炭次郎は家族や仲間が殺されるという逆境にありながら、基本的に心が折れることはありません。
そして人として大事なことを優先するという、格好良い人間性をしています。
その他にも普段は泣き言ばかり言いながら戦闘いざという時には活躍する善逸や、クールに振舞う義勇など魅力的な人物が数多く登場します。
さらに鬼の側にも個性的なキャラクターは数多くいます。
鬼は無惨の手によって人から鬼に変えられてしまったという過去がありますが、その背景まで細かく描写されます。
したがって鬼の側にも人気の高いキャラクターは大勢います。

鬼滅の刃は幅広い世代に人気がある

そして鬼滅の刃は、幅広い世代に人気があります。
個性豊かなキャラクターによって子からの人気も高く、刀を使うだけという呼吸も真似がしやすいです。
またそのキャラクターの個性の幅は男女共に非常に広く、老若男女を問わずに好かれる結果となりました。
さらにストーリーは基本的に、決して軽いものではありません。
重要なキャラクターでも容赦なく命を失ってしまいます。
そのため先の読めない展開で、多くの人気を集めました。

鬼滅の刃の人気に火を付けたのはテレビアニメですが、そのアニメのクオリティの高さも人気を手伝っています。

制作会社が自ら出資するという気合の入り方で、呼吸の描写を始めとして滑らかかつ豪華な演出がアニメの魅力です。
それがSNSを始めとしたメディア展開によって大勢の人に知られることとなり、本来は深夜アニメであるにも関わらず、ゴールデンタイムにも放送される結果となっています。

まとめ

そのテレビアニメの続編は映画として公開されましたが、作品を通しても1・2を争うほどの場面を取り上げていて、その人気は日本映画で歴代1位を記録するほどです。
公開前の段階ですでに人気は高く、大勢の人から期待を集めていました。
その上競合作品も少なく、一般の人の映画を見に行きたいという願望が高まったタイミングだったので、日本全国でたくさん見られることとなりました。

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